○千曲市職員の勤務時間及び休暇等に関する規則
平成15年9月1日
規則第23号
(趣旨)
第1条 この規則は、職員の勤務時間及び休暇等に関する条例(平成15年千曲市条例第33号。以下「条例」という。)の規定に基づき、職員の勤務時間及び休暇等に関し必要な事項を定めるものとする。
(週休日及び勤務時間の割振りの基準)
第2条 条例第2条第4項本文に規定する勤務時間は、1日につき7時間45分となるように割り振るものとする。ただし、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の4第1項又は第22条の5第1項の規定により採用された職員(以下「定年前再任用短時間勤務職員」という。)については、1週間ごとの期間について、1日につき7時間45分を超えない範囲内で勤務時間を割り振るものとする。
2 任命権者は、条例第2条第5項の規定により、特別の勤務に従事する職員の週休日(勤務時間を割り振らない日をいう。以下同じ。)及び勤務時間の割振りについて別に定める場合には、4週間ごとの期間についてこれを定め、かつ、次の各号に掲げる基準に適合するようにしなければならない。
(1) 週休日が毎4週間につき8日(定年前再任用短時間勤務職員にあっては、8日以上)となること。
(3) 1回の勤務に割り振られる勤務時間が15時間30分を超えないこと。
(1) 週休日が毎4週間につき4日以上となること。
(2) 勤務日が引き続き12日を超えないこと。
(3) 1回の勤務に割り振られる勤務時間が15時間30分を超えないこと。
(週休日の振替え及び半日勤務時間の割振り変更)
第3条 条例第2条第6項の市長が規則で定める期間は、同項の勤務することを命ずる必要がある日を起算日とする4週間前の日から当該勤務することを命ずる必要がある日を起算日とする8週間後の日までの期間とする。
2 条例第2条第6項の市長が定める勤務時間は、4時間(以下この条において「半日勤務時間」という。)とする。
3 条例第2条第6項の規定により割り振ることをやめることとなる半日勤務時間は、第1項に規定する期間内にある勤務日のうち、半日勤務時間のみが割り振られている日以外の勤務日の勤務時間の始まる時刻から連続し、又は勤務時間の終わる時刻まで連続する勤務時間とする。
4 任命権者は、週休日の振替え(条例第2条第6項の規定により、勤務日を週休日に変更して当該勤務日に割り振られた勤務時間を同項の勤務することを命ずる必要がある日に割り振ることをいう。以下この項及び次項において同じ。)又は半日勤務時間の割振り変更(条例第2条第6項の規定により、半日勤務時間のみが割り振られている日以外の勤務日の勤務時間のうち半日勤務時間を当該勤務日に割り振ることをやめて当該半日勤務時間を同項の勤務することを命ずる必要がある日に割り振ることをいう。以下この項及び次項において同じ。)を行う場合には、週休日の振替え又は半日勤務時間の割振り変更を行った後において、週休日が毎4週間につき4日以上となるようにし、かつ、勤務日等(条例第7条第1項に規定する勤務日等をいう。第6条において同じ。)が引き続き24日を超えないようにしなければならない。
5 任命権者は、週休日の振替え又は半日勤務時間の割振り変更を行った場合には、職員に対して速やかにその旨を通知しなければならない。
第4条 削除
(宿日直勤務)
第5条 条例第5条第1項の市長が規則で定める断続的な勤務は、本来の勤務に従事しないで行う庁舎、設備、備品、書類等の保全、外部との連絡、文書の収受及び庁内の監視を目的とする勤務とする。
(正規の勤務時間外の勤務を命ずる際の考慮)
第5条の2 任命権者は、職員に時間外勤務(条例第5条第2項の規定に基づき命ぜられて行う勤務をいう。以下同じ。)を命ずる場合には、職員の健康及び福祉を害しないように考慮しなければならない。
第5条の3 任命権者は、定年前再任用短時間勤務職員に時間外勤務を命ずる場合には、定年前再任用短時間勤務職員の正規の勤務時間が常時勤務を要する職を占める職員の正規の勤務時間より短く定められている趣旨に十分留意しなければならない。
(ア) 1箇月において時間外勤務を命ずる時間について45時間
(イ) 1年において時間外勤務を命ずる時間について360時間
(ア) 1年において時間外勤務を命ずる時間について720時間
ア 1箇月において時間外勤務を命ずる時間について100時間未満
イ 1年において時間外勤務を命ずる時間について720時間
ウ 1箇月ごとに区分した各期間に当該各期間の直前の1箇月、2箇月、3箇月、4箇月及び5箇月の期間を加えたそれぞれの期間において時間外勤務を命ずる時間の1箇月当たりの平均時間について80時間
エ 1年のうち1箇月において45時間を超えて時間外勤務を命ずる月数について6箇月
4 前3項に定めるもののほか、職員に時間外勤務を命ずる場合における時間及び月数の上限に関し必要な事項は、別に定める。
(育児又は介護を行う職員の早出遅出勤務)
第5条の4 条例第5条の2第1項第2号の「市長が規則で定めるもの」とは、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第6条の2第4項に規定する放課後等デイサービスを行う事業若しくは同法第6条の3第2項に規定する放課後児童健全育成事業を行う施設、児童福祉法施行規則(昭和23年厚生省令第11号)第19条第3号に規定する事業における相互援助活動を行う場所、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)第77条に規定する地域生活支援事業のうち日中一時支援事業を行う施設又は文部科学省の補助事業である学校・家庭・地域の連携による教育活動促進事業として実施する放課後等における学習その他の活動を行う場所にその子(条例第5条の2第1項において子に含まれるものとされる者(以下「特別養子縁組の成立前の監護対象者等」という。)を含む。第10条を除き、以下同じ。)(各事業を利用するものに限る。)を出迎えるために赴き、又は見送るため赴く職員とする。
2 条例第5条の2第1項により早出遅出勤務を請求しようとする者は、早出遅出勤務を請求する一つの期間(以下「早出遅出勤務期間」という。)について、その初日(以下「早出遅出勤務開始日」という。)及び末日(以下「早出遅出勤務終了日」という。)とする日を明らかにして、あらかじめ請求書を任命権者に提出しなければならない。
3 前項の規定による請求があった場合においては、任命権者は、公務の運営の支障の有無について、速やかに当該請求をした職員に対し通知しなければならない。当該通知後において、公務の運営に支障が生じる日があることが明らかとなった場合にあっては、任命権者は、当該日の前日までに、当該請求をした職員に対しその旨を通知しなければならない。
4 任命権者は、第2項の請求に係る事由について確認する必要があると認めるときは、当外請求をした職員に対して証明書類の提出を求めることができる。
(1) 当該請求に係る子が死亡した場合
(2) 当該請求に係る子が離縁又は養子縁組の取消しにより当該請求をした職員の子でなくなった場合
(3) 当該請求をした職員が当該請求に係る子と同居しないこととなった場合
(4) 当該請求に係る特別養子縁組の成立前の監護対象者等が民法(明治29年法律第89号)第817条の2第1項の規定による請求に係る家事審判事件が終了したこと(特別養子縁組の成立の審判が確定した場合を除く。)又は養子縁組が成立しないまま児童福祉法第27条第1項第3号の規定による措置が解除されたことにより当該特別養子縁組の成立前の監護対象者等でなくなった場合
(育児又は介護を行う職員の深夜勤務の制限)
第5条の5 条例第5条の3第1項の常態として当該子を養育することができるものとして市長が規則で定める者は、次のいずれにも該当する者とする。
(1) 深夜において就業していない者(深夜における就業日数が1月について3日以下の者を含む。)であること。
(2) 負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障害により請求に係る子を養育することが困難な状態にある者でないこと。
(3) 6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)以内に出産する予定である者又は産後8週間を経過しない者でないこと。
2 条例第5条の3第1項により深夜勤務の制限を請求しようとする者は、深夜における勤務の制限を請求する一の期間(6月以内の期間に限る。以下「深夜勤務制限期間」という。)について、その初日(以下「深夜勤務制限開始日」という。)及び末日(以下「深夜勤務制限終了日」という。)とする日を明らかにして、深夜勤務制限開始日の1月前までに請求書を任命権者に提出しなければならない。
3 前項の規定は、子が出生する前においてもすることができるものとする。この場合、子が出生した後、速やかに当該子の氏名及び生年月日を任命権者に届け出なければならない。
4 第2項の規定による請求があった場合においては、任命権者は、公務の運営の支障の有無について速やかに当該請求をした職員に対し通知しなければならない。また、当該通知後において、公務の運営に支障が生じる日があることが明らかとなった場合にあっては、任命権者は当該日の前日までに、当該請求をした職員に対しその旨を通知しなければならない。
(1) 当該請求に係る子が死亡した場合
(2) 当該請求に係る子が離縁又は養子縁組の取消しにより当該請求をした職員の子でなくなった場合
(3) 当該請求をした職員が当該請求に係る子と同居しないこととなった場合
(4) 当該請求に係る特別養子縁組の成立前の監護対象者等が民法第817条の2第1項の規定による請求に係る家事裁判事件が終了したこと(特別養子縁組の成立の審判が確定した場合を除く。)又は養子縁組が成立しないまま児童福祉法第27条第1項第3号の規定による措置が解除されたことにより当該特別養子縁組の成立前の監護対象者等でなくなった場合
(育児又は介護を行う職員の時間外勤務の制限)
第5条の6 条例第5条の4第1項又は第2項の規定により超過勤務の制限を請求しようとする者は、超過勤務の制限を請求する一の期間について、その初日(以下「超過勤務制限開始日」という。)及び期間(1年又は1年に満たない月を単位とする期間に限る。)を明らかにして、超過勤務制限開始日の前日までに請求書を任命権者に提出しなければならない。この場合において、同条第1項の規定による請求に係る期間と同条第2項の規定による請求に係る期間が重複しないようにしなければならない。
3 任命権者は、第1項による請求が、当該請求があった日の翌日から起算して1週間を経過する日(以下「1週間経過日」という。)前の日を超過勤務制限開始日とする請求であった場合で、必要があると認めるときは、当該超過勤務制限開始日から1週間経過日までの間のいずれかの日に超過勤務制限開始日を変更することができる。
4 任命権者は、前項の規定により超過勤務制限開始日を変更した場合においては、当該超過勤務制限開始日を当該変更前の超過勤務制限開始日の前日までに当該請求をした職員に対し通知しなければならない。
(1) 当該請求に係る子が死亡した場合
(2) 当該請求に係る子が離縁又は養子縁組の取消しにより当該請求をした職員の子でなくなった場合
(3) 当該請求をした職員が当該請求に係る子と同居しないこととなった場合
(4) 当該請求に係る特別養子縁組の成立前の監護対象者等が民法第817条の2第1項の規定による請求に係る家事裁判事件が終了したこと(特別養子縁組の成立の審判が確定した場合を除く。)又は養子縁組が成立しないまま児童福祉法第27条第1項第3号の規定による措置が解除されたことにより当該特別養子縁組の成立前の監護対象者等でなくなった場合
(1) 前項各号に掲げるいずれかの事由が生じた場合
(2) 当該請求に係る子が小学校就学の始期に達した場合
3 前項の場合において、その指定は、4時間又は7時間45分(年次休暇の時間に連続して時間外勤務代休時間を指定する場合にあっては、当該年次休暇の時間の時間数と当該時間外勤務代休時間の時間数を合計した時間数が4時間又は7時間45分となる時間)を単位として行うものとする。
4 市長は、条例第5条の5第1項の規定により1回の勤務に割り振られた勤務時間の一部について時間外勤務代休時間を指定する場合には、第1項に規定する期間内にある勤務日等の始業の時刻から連続し、又は終業の時刻まで連続する勤務時間について行わなければならない。ただし、市長が、業務の運営並びに職員の健康及び福祉を考慮して必要があると認める場合は、この限りでない。
5 市長は、職員があらかじめ時間外勤務代休時間の指定を希望しない旨申し出た場合には、時間外勤務代休時間を指定しないものとする。
6 市長は、条例第5条の5第1項に規定する措置が60時間超過時間の勤務をした職員の健康及び福祉の確保に特に配慮したものであることにかんがみ、前項に規定する場合を除き、当該職員に対して時間外勤務代休時間を指定するよう努めるものとする。
(代休日の指定)
第6条 条例第7条第1項の規定による代休日の指定は、勤務することを命じた休日(条例第6条第1項に規定する休日をいう。以下この項及び第8条において同じ。)を起算日とする8週間後の日までの期間内にあり、かつ、当該休日に割り振られた勤務時間と同一の時間数の勤務時間が割り振られた勤務日等(休日を除く。)について行わなければならない。
2 任命権者は、職員があらかじめ代休日の指定を希望しない旨を申し出た場合には、代休日を指定しないものとする。
(年次休暇)
第7条 条例第9条第1項の市長が定める日数は、次に定める職員の区分に応じ、それぞれ次に定める日数とする。
(1) 定年前再任用短時間勤務職員以外の職員 20日
(2) 定年前再任用短時間勤務職員 20日に定年前再任用短時間勤務職員の1週間の勤務日の日数を5日で除して得た数を乗じて得た日数(1週間ごとの勤務日の日数又は勤務日ごとの勤務時間の時間数が同一でない職員にあっては、155時間に条例第2条第2項の規定に基づき定められた定年前再任用短時間勤務職員の勤務時間を38時間45分で除して得た数を乗じて得た時間数を、7時間45分を1日として日に換算して得た日数(1日未満の端数があるときは、これを四捨五入して得た日数))とする。ただし、その日数が労働基準法(昭和22年法律第49号)第39条の規定により付与すべきものとされている日数を下回る場合には、同条の規定により付与すべきものとされている日数とする。
採用された月 | その年の年次休暇 |
2月 | 18日 |
3月 | 17日 |
4月 | 15日 |
5月 | 13日 |
6月 | 12日 |
7月 | 10日 |
8月 | 8日 |
9月 | 7日 |
10月 | 5日 |
11月 | 3日 |
12月 | 2日 |
3 条例第9条第2項の市長が規則で定める日数は、一の年における年次休暇の20日を超えない範囲内の残日数(1日未満の端数があるときはこれを切り上げた日数)とする。
4 年次休暇の単位は、1日又は1時間とする。
5 1時間を単位として使用した年次休暇を日に換算する場合には、7時間45分(1週間ごとの勤務日の日数及び勤務日ごとの勤務時間の時間数が同一である職員にあっては、その職員の勤務日の1日の勤務時間)をもって1日とする。
事由 | 期間 |
1 負傷又は疾病(予防接種による著しい発熱等の場合を含む。) | 90日(結核性疾患及び生活習慣病疾患等の場合にあっては180日)を超えない範囲内において最小限度必要と認める期間。ただし、公務上の負傷若しくは疾病又は通勤(地方公務員災害補償法(昭和42年法律第121号)第2条第2項に規定する通勤をいう。)による負傷若しくは疾病にあっては3年を超えない範囲内において最小限度必要と認める期間とする。 |
2 生理日において勤務することが著しく困難である女性職員の生理日 | その都度必要と認める期間 |
2 前項の表に規定する生活習慣病疾患等は、次に掲げるものとする。
(1) 脳卒中(脳出血、脳軟化、くも膜下出血、脳血栓、脳塞栓)
(2) 悪性新生物(癌、肉腫及び白血病)
(3) 動脈硬化性心臓病(狭心症、心筋梗塞その他動脈硬化性心疾患)
(4) 動脈硬化性腎臓病(萎縮腎その他動脈硬化性腎疾患)
(5) 糖尿病
(6) 動脈硬化性リューマチ
(7) 動脈硬化性肝硬変
(8) 心因性精神障害
3 第1項の表の第1号の事由による休暇の単位は、1日又は1時間とする。
4 1時間を単位として与えられた療養休暇を日に換算する計算方法については、前条第5項の規定を準用する。
5 第1項の期間の計算については、その期間中に、週休日、休日及び条例第6条の規定による代休日を含むものとする。
事由 | 期間 |
1 選挙権その他公民としての権利の行使 | その都度必要と認める期間 |
2 裁判員、証人、鑑定人又は参考人等として国会、裁判所、地方公共団体の議会又は他の官公署への出頭 | 上に同じ。 |
3 所轄庁の事務又は事業の運営上の必要に基づく事務又は事業の全部又は一部の停止 | 上に同じ。 |
4 骨髄移植のための骨髄若しくは末梢血幹細胞移植のための末梢血幹細胞の提供希望者としてその登録を実施する者に対して登録の申出を行い、又は配偶者(届出をしないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。第12号及び第13号、次条並びに別表において同じ。)、父母、子及び兄弟姉妹以外の者に、骨髄移植のため骨髄若しくは末梢血幹細胞移植のため末梢血幹細胞を提供する場合で、当該申出又は提供に伴い必要な検査、入院等 | 上に同じ。 |
5 職員の結婚 | 連続する5日の範囲内において必要と認める期間 |
5の2 職員が不妊治療に係る通院等のため勤務しないことが相当であると認められる場合 | 1年につき5日(当該通院等が体外受精その他の市長が定める不妊治療に係るものである場合にあっては、10日)の範囲内の期間 |
6 妊娠中の女性職員が母子保健法(昭和40年法律第141号)に規定する保健指導又は健康診査を受ける場合 | 妊娠満23週までは4週間に1回、妊娠満24週から満35週までは2週間に1回、妊娠満36週から出産までは1週間に1回、産後1年まではその間に1回(医師等の特別の指示があった場合には、いずれの期間についてもその指示された回数)とし、その都度必要と認める期間 |
7 妊娠中の女性職員が通勤に利用する交通機関の混雑の程度が母体又は胎児の健康保持に影響があると認められる場合 | 正規の勤務時間の始め又は終わりにおいて、1日を通じて1時間を超えない範囲内でそれぞれ必要とされる時間 |
8 妊娠中の女性職員の業務が母体又は胎児の健康保持に影響があると認められる場合において、適宜休憩し、又は補食するとき。 | その都度必要と認める時間 |
9 8週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)以内に出産する予定である女性職員が申し出た場合 | 出産の日までの申し出た期間 |
10 女性職員の出産 | 出産の日の翌日から8週間を経過する日までの期間(産後6週間を経過した女性職員が就業を申し出た場合において医師が支障がないと認めた業務に就く期間を除く。) |
11 生後満1年に達しない子を育てる職員でその子を育てる場合 | 1日2回その都度必要と認める期間 |
12 配偶者の出産に伴い、職員が勤務しないことが相当であると認められる場合 | 市長が定める期間内における2日(定年前再任用短時間勤務職員にあっては、16時間)の範囲内の期間 |
13 配偶者が出産する場合において、当該出産に係る子又は小学校就学の始期に達するまでの子(配偶者の子を含む。次号において同じ。)を養育する場合 | 出産予定日の6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から出産の日以後1年を経過するまでの期間内における5日(定年前再任用短時間勤務職員にあっては、その者の勤務時間を考慮し、市長が定める時間)の範囲内の期間 |
14 負傷、疾病又は老齢により日常生活を営むのに支障がある同居する子を看護し、又は高齢者を介護するために勤務しないことが相当であると認められる場合 | 1年につき5日を超えない範囲内で必要と認める期間(看護又は介護する者が2人以上の場合にあっては、10日。この場合において、看護を必要とする子が1人、介護を必要とする高齢者が1人の場合は、それぞれ5日) |
15 忌引 | 別表に定める期間内において必要と認める期間 |
16 父母の祭日 | 1日の範囲内で必要と認める期間 |
17 夏季における職員の保養及び家庭生活の充実 | 6月1日から10月31日までの間において5日を超えない範囲内で必要と認める期間 |
18 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号)による交通断及び家畜伝染病予防法(昭和26年法律第166号)による通行断 | その都度必要と認める期間 |
19 風水震火災その他の非常災害による交通断 | 上に同じ。 |
20 風水震火災その他の非常災害による職員の現住居の滅失又は破壊 | 上に同じ。 |
21 その他交通機関の事故等の不可抗力による場合 | 上に同じ。 |
22 自発的に、かつ、報酬を得ないで次に掲げる社会に貢献する活動(専ら親族に対する支援となる活動を除く。)を行う場合 (1) 地震、暴風雨、噴火等により相当規模の災害が発生した被災地又はその周辺の地域における生活関連物資の配布その他の被災者を支援する活動 (2) 身体障害者養護施設、特別養護老人ホームその他の主として身体上若しくは精神上の障害がある者又は負傷し、若しくは疾病にかかった者に対して必要な措置を講ずることを目的とする施設であって市長が定めるものにおける活動 (3) 身体上若しくは精神上の障害負傷又は疾病により常態として日常生活を営むのに支障がある者の介護その他の日常生活を支援する活動((1)及び(2)に掲げる活動を除く。) (4) (1)から(3)までに掲げる活動のほか、市長が別に定める活動 | 1年につき5日を超えない範囲内で必要と認める期間 |
23 その他市長が定める場合 | 市長が定める期間 |
2 前項の表の第12号及び第13号の事由による休暇の単位は、1日又は1時間(定年前再任用短時間勤務職員にあっては、1時間)とする。ただし、休暇の残日数の全てを使用しようとする場合において、当該残日数に1時間未満の端数があるときは、当該残日数の全てを使用することができる。
3 第1項の表の第5号の2及び第14号の事由による休暇の単位は、1日又は1時間とする。ただし、休暇の残日数の全てを使用しようとする場合において、当該残日数に1時間未満の端数があるときは、当該残日数の全てを使用することができる。
(1) 一の勤務日において、その職員の条例第2条第2項の規定により読み替えて適用される同条第1項の規定により定められた勤務時間を5で除して得た時間(1時間未満の端数があるときは、これを切り捨てて得た時間。以下この項において「平均勤務時間」という。)未満の時間を与えられた場合における当該与えられた時間 平均勤務時間
(2) 一の勤務日において、平均勤務時間以上の時間を与えられた場合における当該与えられた時間 当該与えられた時間
(介護休暇)
第10条 条例第12条第1項の市長が規則で定める者は、次に掲げる者(第2号に掲げる者にあっては、職員と同居しているものに限る。)とする。
(1) 祖父母、孫及び兄弟姉妹
(2) 職員又は配偶者との間において事実上父母と同様の関係にあると認められる者及び職員との間において事実上子と同様の関係にあると認められる者で市長が定めるもの
2 条例第12条第1項の市長が規則で定める期間は、14日以上の期間とする。
3 条例第12条第1項に規定する職員の申出は、同項に規定する指定期間(以下「指定期間」という。)の指定を希望する期間の初日及び末日を休暇簿に記入して、任命権者に対し行わなければならない。
7 第4項又は前項の規定にかかわらず、任命権者は、それぞれ、申出の期間又は第3項の申出に基づき第4項若しくはこの項の規定により指定された指定期間の末日の翌日から第5項の規定による指定期間の延長の指定の申出があった場合の当該申出に係る末日までの期間(以下この項において「延長申出の期間」という。)の全期間にわたり第12条第3項ただし書の規定により介護休暇を承認できないことが明らかである場合は、当該期間を指定期間として指定しないものとし、申出の期間又は延長申出の期間中の一部の日が同条ただし書の規定により介護休暇を承認できないことが明らかな日である場合は、これらの期間から当該日を除いた期間について指定期間を指定するものとする。
8 指定期間の通算は、暦に従って計算し、1月に満たない期間は、30日をもって1月とする。
第10条の2 介護休暇の単位は、1日又は1時間とする。
2 1時間を単位とする介護休暇は、1日を通じ、始業の時刻から連続し、又は終業の時刻まで連続した4時間(当該介護休暇と要介護者を異にする介護時間の承認を受けて勤務しない時間がある日については、当該4時間から当該介護時間の承認を受けて勤務しない時間を減じた時間)を超えない範囲内の時間とする。
(介護時間)
第10条の3 介護時間の単位は、30分とする。
2 介護時間は、1日を通じ、始業の時刻から連続し、又は終業の時刻まで連続した2時間(千曲市職員の育児休業等に関する条例(平成15年千曲市条例第34号)第9条第1項の規定による部分休業の承認を受けて勤務しない時間がある日については、当該2時間から当該部分休業の承認を受けて勤務しない時間を減じた時間)を超えない範囲内の時間とする。
事由 | 期間 |
登録された職員団体の規約に定める執行機関、監査機関、議決機関(代議員制をとる場合に限る。)、投票管理機関及び特定の事項について調査研究を行い、かつ、当該登録された職員団体の諮問に応ずるための機関の構成員として当該機関の業務に従事する場合並びに当該登録された職員団体の加入する上部団体の上記の機関に相当する機関の業務で当該登録された職員団体の業務と認められるものに従事する場合 | 日又は1時間を単位として、その都度必要と認める期間。ただし、1年につき30日以内の期間とする。 |
2 1時間を単位として与えられたその年の組合休暇を日に換算する計算方法については、第7条第6項の規定を準用する。
(休暇の承認等)
第12条 条例第14条の市長が定める特別休暇は、第9条第1項の表の第9号及び第10号の事由による休暇とする。
3 任命権者は、介護休暇又は介護時間の請求について、条例第12条第1項又は第12条の2第1項に定める場合に該当すると認めるときは、これを承認しなければならない。ただし、当該請求に係る期間のうち公務の運営に支障がある日又は時間については、この限りでない。
4 任命権者は、組合休暇の請求について、前条第1項に掲げる事由に該当し、かつ、公務の運営に支障がないと認めるときは、これを承認することができる。
(休暇の請求等)
第13条 職員は、年次休暇を請求しようとするときはその期間を、療養休暇、特別休暇(第9条第1項の表の第23号の事由による休暇で市長の定めるものを除く。)及び組合休暇の承認を受けようとするときはその事由及び期間を記載した書類を、あらかじめ任命権者に提出しなければならない。ただし、病気、災害その他やむを得ない事由によりあらかじめ書類を提出することができなかった場合においては、その事由を付して事後に提出することができる。
2 第9条第1項の表の第9号の申出は、その期間を記載した書類を、あらかじめ任命権者に提出しなければならない。
3 第9条第1項の表の第10号の事由に該当することとなった女性職員は、その旨を速やかに任命権者に届け出るものとする。
4 職員は、介護休暇又は介護時間の承認を受けようとするときは、あらかじめ要介護者に関する事項及び請求の期間を記載した書類を任命権者に提出しなければならない。この介護休暇の承認を受けようとする場合において、1回の指定期間について初めて介護休暇の承認を受けようとするときは、14日以上の期間(当該指定期間が14日未満である場合その他の市長が定める場合には、市長が定める期間)について一括して請求しなければならない。
5 職員は、療養休暇、特別休暇、介護休暇若しくは組合休暇の期間が引き続き7日を超えるもの又は介護時間について、任命権者がその事由を確認する必要があると認めるときは、医師の診断書その他勤務することができない事由を証明するのに足りる書類を併せて提出しなければならない。
第14条から第16条まで 削除
(報告)
第17条 条例の規定に基づいて任命権者が定める事項について、これに関する定めがなされた場合には、その都度市長に報告するものとする。
2 市長は、必要があると認めるときは、各任命権者に対し、勤務時間の割振りの状況等について随時報告を求めることができる。
(その他)
第18条 この規則に定めるもののほか、この規則の実施に関し必要な事項は市長が定める。
附則
(施行期日)
1 この規則は、平成15年9月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の日の前日まで、合併前の職員の勤務時間及び休暇等に関する規則(平成7年更埴市規則第2号)、戸倉町職員の勤務時間及び休暇等に関する規則(平成7年戸倉町規則第3号)若しくは上山田町職員の勤務時間及び休暇等に関する規則(平成7年上山田町規則第3号)又は解散前の戸倉上山田中学校職員の勤務時間等に関する規程(平成元年戸倉上山田組合教育委員会訓令第2号)(以下これらを「合併等前の規則」という。)の規定によりなされた承認その他の行為は、それぞれこの規則の相当規定によりなされたものとみなし、特別休暇のうち期間の定めのあるものは通算する。
3 この規則の施行の日前から引き続き在職する職員のこの規則の施行の日後の年次有給休暇の日数については、この規則の規定にかかわらず、合併前の規則の規定による年次有給休暇の残日数とする。
附則(平成18年3月30日規則第1号)
この規則は、平成18年4月1日から施行する。
附則(平成18年6月30日規則第31号)
この規則は、平成18年7月1日から施行する。
附則(平成19年6月1日規則第16号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成20年8月26日規則第16号)
この規則は、平成21年5月21日から施行する。
附則(平成21年12月25日規則第22号)
この規則は、平成22年4月1日から施行する。
附則(平成23年12月22日規則第16号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成24年10月5日規則第30号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成24年12月28日規則第37号)
この規則は、平成25年1月1日から施行する。
附則(平成25年6月28日規則第11号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成26年12月24日規則第19号)
この規則は、平成27年4月1日から施行する。
附則(平成29年3月27日規則第3号)抄
(施行期日等)
第1条 この規則は、公布の日から施行する。
2 この規則による改正後のそれぞれの規則の規定は、平成29年1月1日から適用する。
(平成29年改正条例附則第3項の規定による指定期間の指定)
第2条 千曲市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び千曲市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例(平成29年千曲市条例第3号。以下「平成29年改正条例」という。)附則第3項に規定する職員の申出は、千曲市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例(平成15年千曲市条例第33号。以下「勤務時間条例」という。)第12条第1項に規定する指定期間(以下「指定期間」という。)の末日とすることを希望する日を休暇簿に記入して、任命権者に対し行わなければならない。
2 任命権者は、前項の規定による指定期間の指定の申出があった場合には、平成29年改正条例附則第3項に規定する初日(以下「初日」という。)から当該申出による期間の末日までの期間の指定期間を指定するものとする。
3 平成29年改正条例附則第3項に規定する職員(以下「職員」という。)は、第1項の申出に基づき前項若しくは第5項の規定により指定された指定期間を延長して指定すること又は当該指定期間若しくはこの項の申出(短縮の指定の申出に限る。)に基づき次項若しくは第5項の規定により指定された指定期間を短縮して指定することを申し出ることができる。この場合においては、改めて指定期間として指定することを希望する期間の末日を休暇簿に記入して、任命権者に対し申し出なければならない。
4 任命権者は、職員から前項の規定による指定期間の延長又は短縮の指定の申出があった場合には、初日から当該申出に係る末日までの期間の指定期間を指定するものとする。
5 第2項又は前項の規定にかかわらず、任命権者は、それぞれ、平成29年1月1日から第1項の規定により申し出た指定期間の末日とすることを希望する日までの期間(以下「平成29年1月1日以後の申出の期間」という。)又は第1項の申出に基づき第2項若しくはこの項の規定により指定された指定期間の末日の翌日から第3項の規定による指定期間の延長の指定の申出があった場合の当該申出に係る末日までの期間(以下「延長申出の期間」という。)の全期間にわたり千曲市職員の勤務時間及び休暇等に関する規則第12条第3項ただし書の規定により介護休暇を承認できないことが明らかである場合は、当該期間を指定期間として指定しないものとし、平成29年1月1日以後の申出の期間又は延長申出の期間中の一部の日が同項ただし書の規定により介護休暇を承認できないことが明らかな日である場合は、これらの期間から当該日を除いた期間について指定期間を指定するものとする。
(千曲市一般職の職員の給与に関する条例附則第8項の規定により給与が減ぜられて支給される職員に関する勤務時間条例の読替え)
第3条 千曲市一般職の職員の給与に関する条例(平成15年千曲市条例第42号)附則第8項の規定により給与が減ぜられて支給される職員に対する勤務時間条例第12条の2第3項の規定の適用については、同項中「第50条第1項」とあるのは、「附則第10項」とする。
附則(平成31年3月27日規則第10号)
この規則は、平成31年4月1日から施行する。
附則(令和元年12月27日規則第12号)
この規則は、令和2年4月1日から施行する。
附則(令和3年12月24日規則第17号)
この規則は、令和4年1月1日から施行する。
附則(令和4年9月22日規則第20号)
この規則は、令和4年10月1日から施行する。
附則(令和4年12月26日規則第31号)抄
(施行期日)
第1条 この規則は、令和5年4月1日から施行する。
(定義)
第2条 この附則において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 令和3年改正法 地方公務員法の一部を改正する法律(令和3年法律第63号)をいう。
(2) 暫定再任用職員 令和3年改正法附則第4条第1項若しくは第2項、第5条第1項若しくは第3項、第6条第1項若しくは第2項又は第7条第1項若しくは第3項の規定により採用された職員をいう。
(3) 暫定再任用短時間勤務職員 令和3年改正法附則第6条第1項若しくは第2項又は第7条第1項若しくは第3項の規定により採用された職員をいう。
(4) 定年前再任用短時間勤務職員 地方公務員法(昭和25年法律第261号)第22条の4第1項又は第22条の5第1項の規定により採用された職員をいう。
(千曲市職員の勤務時間及び休暇等に関する規則の一部改正に伴う経過措置)
第3条 暫定再任用短時間勤務職員は、定年前再任用短時間勤務職員とみなして、第2条の規定による改正後の千曲市職員の勤務時間及び休暇等に関する規則の規定を適用する。
附則(令和5年8月31日規則第19号)
この規則は、公布の日から施行し、この規則による改正後の千曲市職員の勤務時間及び休暇等に関する規則の規定は、令和5年8月1日から適用する。
附則(令和6年3月25日規則第4号)
この規則は、公布の日から施行する。
別表(第9条関係)
忌引日数表
死亡した者 | 日数 | |
配偶者 | 10日 | |
血族 | 1親等の直系尊属(父母) | 7日 |
同卑属(子) | 7日 | |
2親等の直系尊属(祖父母) | 3日 | |
同卑属(孫) | 1日 | |
2親等の傍系者(兄弟姉妹) | 3日 | |
3親等の傍系尊属(伯叔父母) | 1日 | |
姻族 | 1親等の直系尊属 | 7日 |
同卑属 | 7日 | |
2親等の直系尊属 | 3日 | |
2親等の傍系者 | 3日 | |
3親等の傍系尊属 | 1日 |
(備考)
1 いわゆる代襲相続の場合において祭具等の継承を受けた者は、1親等の直系血族に準ずる。
2 葬祭のため遠隔の地に赴く必要がある場合には実際に要する往復日数を加算することができる。